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第3章 ターニングポイント -理想の事業家との出会い- ←今ここ
こんにちは。「ライフスタイリスト」のりょーたです。
さて、この第3章ではいよいよ核心の、
僕がある人物に出会い、きっかけを掴み、自分のビジネスをスタートするまでの話を書いていきます。
2章の終わりに、人生に希望を失っていた僕ですが(笑)、
それと同時に「何か動かなければ!」という気持ちもかなり強く持っていた頃でした。
そんな時、学生時代の友人の一人が、たまたまの会話の流れから、
「行きつけの美容サロン」を紹介をしてくれました。
ボクは髪を切る場所にこだわりは無かったのと、
「僕の2個上の若さで代官山に自分のサロン(美容室)を持っている実業家Yさん」
に会ってみたい!!!!
と思ったので行く事にしました。
まさか、ここに行った事が人生の転換期だとは当時は思いもしませんが。
そこで、驚くようなご縁が待っていたのでした。
チャンスはいきなりやってくるものです。(笑)
Yさんの美容室に行くと、とある本が置いてました。
ボクが学生時代からバイブルのように読み込んでいた「自由人・高橋歩さん」の書籍だった。


りょーた「この人の本全部読んでて、ボクのバイブルなんですよね!超憧れの人生送ってる人で。」
Yさん「そうなんだ。僕も彼の本が好きでね。
実は僕にサロンを出すきっかけをくれた方が高橋歩さんと仲良しの人でさ〜。」
りょーた「マジすか!!!!!(Oh my God!!!そんなまさか!!!!ということはその方に会えたら歩さんとお近づきになれるかも…という下心)」
Yさん「でもその方Aさんも歩さんのように旅好きでしょっちゅう海外に出てるから、なかなか会えないんだけどね。もし日本にいるタイミングあれば会わせてあげようか?」
りょーた「はい!是非お願いします」
と二つ返事で返したのを今でも覚えています。
理由はシンプル。
第2章でも書いた通り、当時の僕は「自分の外側のコミュニテイにしか自分の成長はない。」
という事実を過去の経験から分かっていたからである。
そしてその日は名刺を頂いて、お礼を伝えて帰りました。
さて、あなただったらこの後、どうしますか?
おそらく、ほとんどの方は、名刺はポケットに塩漬け。
連絡はビビってしない。
という「行動」を「選択」してしまうと思いますが、
ボクは社会経験でもう1つ大切な事を分かっていました。
「チャンスは待っていても来ない、自分から行動して掴みに行かない限りは。」
ということです。
それと「今度ね。」という社交辞令に「明確なコミットがない」という事も分かっていました。
なので、「会いたければ連絡する。」を2日後くらいに早速実行してみました。
電話です!
りょーた「Yさん、こんにちは。先日はありがとうございました。
先日仰ってたAさん、日本にいますか?是非お話し聞かせて欲しいです!」
Yさん「あ、ちょっと確認して連絡いれますね。」
本気度が伝わったようで、YさんもすぐAさんに連絡をしてくれて、
なんと奇跡的にタイミングが翌週に合い、Aさんと会う事ができたのです。
Aさんのパッと見の印象は一言で「謎」(笑)。
空気感は非常にカッコよく、オシャレ、そしてその日焼けした肌からは、
「自由さ」と「豊かさ」が明らかに伝わるし、それでいてお金持ちそうな上品さもあるが、
社長という堅苦しい感じでもないし、雇われている人には到底見えないし、そもそも名刺が出てこない。
何者?という雰囲気でした(笑)
本当の自由人とはこういった方なんだ。とその時初めてリアルに体感した感想です。
とにかく、「かっこいい!」と思えた。
サラリーマン時代には感じられなかった、目上の人への初めての憧れだ。
Aさんは、「自由」と「サーフィン」と「アート」をこよなく愛している40代後半の男性でした。
聞くと、数年前まで、奥さんとサーフボードだけを持って世界一周を数年間行ってたらしく、
「エンドレスサマー」と「地球を遊ぶ」というテーマで赤道直下のエリアを飛び回っていたようです。
その軌跡がこれ。

リアルに、高橋歩みたいな人だ!!!というか、
この人の生き方すっげぇ憧れるし、マジかっこいい!!
と心から思った。
そこからは興味関心から色んなことを質問をさせてもらった。
ボクは単に憧れで終わりたくなかったので、
「自分とAさんの違いが何か?」
「共通点は何か?」
を知りたかったんです。
僕と同世代の頃は何をしていたか?
どんな事を日々考えているのか?
自由に生きるために今何をすればいいか?
何を大切にして生きているのか?
なとなど、色んな質問をさせてもらった。
このサイトの「自分で稼ぐ」ためのヒントとなる「考え方・ノウハウ」は、
ほとんどAさんから教えて頂いた内容をもとに執筆させて頂いているので、
ここでの紹介は割愛いたします。
要するに、衝撃的だった学びは、
Aさんも当時は自分と同じサラリーマンだったという事。
サラリーマン時代に自分のビジネスも並行して行なっていたという事。
自分のビジネスをする側→ビジネスを所有する側(オーナー)にいずれなるような「仕組み」を作る事が大切。
仕事は「手段(入口)」であり、「目的(出口)」ではない。
人生で大事なのは「どんな生き方をしたいか?」という「目的(出口)」から決めること。
ボクは、脳天逆落とし状態で本当に目から鱗の状態。
自分と同じサラリーマン出身でかつ、親の遺産とかでなく、
自分の力で、今の人生を作ってきたAさんを見て素直にこう思いました。
「そんな自由な大人になってもいいんだ!!!」
「サラリーマンの自分でも努力すればそんな生き方ができるようになるんだ!!」
「そんな生き方ができるのであれば、ボクは今持てる全てのエネルギーをこれからの人生に使いたい!」
その日からです。
僕の脳内のスイッチが変わり始めたのは。
自由に生きている人を見て、
「自分には出来ない」「自分とは無縁の世界」、
と思えなくなったのが一番の要因かもしれない。
カマスの理論※こちらを参照。
そこから、ボクはAさんから学んだ考え方や情報をもとに、
「自分のビジネスを持つ」を目標に頑張る事になりました。
ライセンス(版権)ビジネスという仕組み化された仕事に従事していたのもあり、
「仕組み化」につながるような事をはじめはコツコツやっていきました。
その一つに、Bob MarleyやSex PistolsなどのオフィシャルフォトグラファーのDennis Morris氏と
個人エージェントとして契約させて頂いたりもしました。
これはまたまた別の知人からの「ご紹介」というご縁でしかありません。
本当に本当に思うのですが、
「ご縁に感謝して辿っていくと、必要なチャンスをつかむ縁が必ず生まれます。」
すごいことはアッサリと起きる。


彼とのビジネスは、
アパレルブランドの立上げ、写真展の実施、写真集の出版など、
幅広い展開で成功を収めることができましたが、
自分のやりたいビジネスの方向性が定まった数年後にパートナー契約を解消しました。(前向きな別れです)
彼との出会いは大きかったです。
自分でビジネスをすることの「楽しさ」と「大変さ」(こちらの方が大きかったのが事実です。)を体感を持って学ばせてもらえたからです。
彼には心から感謝しています。
その後、ボクは「人を雇わずに出来るビジネス」が一つのテーマになりました。
前回のビジネスでは多くの人が入りすぎた為に、ストレスや金銭面での揉め事が起こったりと、
それは「都市伝説」のように言われていることが、実際に起こるわ起こるわ。。。
という経験が元にあったからです。
それと同時に、以前から書いているように、
「人の人生に大きな影響を与えられる事」がしたかったボクは、
結論、「人と向き合うビジネス」として、
今の「ライフコンサル」というものをメインのビジネスとさせて頂いております。
そんなこんなで結論。
色々な方との出会いとご縁という「チャンス」を棒に振らずに生かしてこれた事が、
「今」のボクを作っていると思います。
ご縁を繋げてくださった全ての方に、感謝しかありません。
僕がまず、サラリーマン時代にビジネスを始められたきっかけは、
Aさんという人物を見て、「自分もやろう!!」と思えたからです。
言葉を返すと、「本当は出来た事」にもかかわらず、
「出来る」と思っていなかった当時の自分は「やろう!」と思わなかった。
というだけの話です。
Aさんとの出会いで、何が大きく変わったか?
「価値観・ものさし・考え方・生き方、、、、、すべて。」
というのが結論ですが、やはり、Aさんが「始めの一歩を後押ししてくれた」ことが全ての始まりでした。
あなたにも、そんな一歩が訪れるように、、、
という事で最終章。
へ続く。